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俺だってヒーローになりてえよ

圧倒的な読書量と端から忘却していく貧相な記憶力、ふざけた文章を駆使するポンコツブロガー。 同情されているのか、やたらとオススメ本や漫画が売れている。月間250冊以上。 バカなことを書いて怒られること多し。

部下を信用していないから叱ることができない



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どうも。ポンコツ上司のひろたつです。

今回は部下育成の悩みに関するお話。

 

空気が悪くなる一方の職場

私の職場はお菓子業界ということもあり、仕事量が季節によって相当変動する。基本的には夏場はそれなりで、冬場はゲロが出るほど忙しくなる。人を増やしてほしいと切に願っているが、脳内で社長と会話をしてみると「じゃあ、夏場にその人員はどうすんだよ?」と言い返されてしまうので、仕方なく死ぬような思いで業務をこなしている。

 

そんな状況になると、目の前の仕事に手一杯になってしまうので、部下の子とゆっくり話したり愚痴を聞いてあげたりする時間がなくなってしまう。そんな時間があったらさっさと帰りたいのは部下の子も私も一緒である。

 

なんていう毎日を過ごしている内に気が付いた。

 

とにかく仕事中、文句を言いまくっている。そして機嫌が悪い。

何かしら問題があると、他部署の悪口を言い、上司をバカにし、会社への不満をまき散らし、同僚の不備を挙げへつらう。 

 

私は思った。みんなの心が腐ってきている…と。

 

緊急オペが必要です

こうなるとまずい。職場の人間の心が腐りだすと、職場全体が腐敗し、そして直に崩壊するだろう。今までにそんな職場を多数見てきた。こういうときはすぐさま上司が行動を起こさなくてはならない。心の緊急オペである。

私は焦った。すぐに対処しなければ。

 

幸か不幸か、ボーナスの査定を付ける時期だったので、ちょうど各社員との面談をすることになっている。この機会を使って、みんなのひん曲がった根性と性根を叩きなさなくては。彼らの目を覚まさなくては。

そんな使命感に燃えた私は、早速彼らに話すことをまとめてみることにした。

仕事への姿勢。考え方。心の在り方。そもそもお金を貰っていることへの感謝などなど、ひとりひとりの足りない部分を、「これでもかっ」と書き連ねてみた。幸い、ブログで腐るほど文章を綴ってきたのでいくらでも言葉が出てくる。

 

私はポンコツながらも、上司として彼らの心をなんとか正常にしようと考えていた

 

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気付いてしまった

 

忙しい時期というのは、みんなの心が離れがちなので、私はできるだけみんなが気持ちよく仕事できるように努めている。つまり「褒めて伸ばす」方式である。

だがこれだけをやっていると、人間ってのは付け上がるようになるから困る。忙しいと尚更で、「こんな状況でもやってやってる」という意識になってしまうのだ。

こうなるとダメだ。感謝の気持ちを忘れ、向上心を失い、口からは文句ばかりが出るようになる。

 

そんなときはどうするか。

 

単純である。叱るのだ。部下の勘違いを正す。それだけである。

怒るのではなく、叱る。正しい方向に目を向けさせる。

 

そのために私は必死に考えた。無駄な言葉を使う必要はない。長々と話す必要もない。

部下たちの胸に刺さる言葉を見つけるのだ。

 

なんてことを考え考え、ひとりひとりに相応しい言葉をまとめあげることができた。

できたのだが…。

 

私は気が付いてしまった。

 

これ言ったら辞めちゃうんじゃね? 

 

叱るには信用が必要 

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叱る、といえどもこちらに確かな愛があれば伝わるはず、なんていう理想論を私は信じない。信じられない。相手が幼ければ、相手にこちらの愛を受信できるだけの器がなければ、おっさんが勝手に喚いているだけにしか見えないだろう。

そう、叱るのには確かな信頼関係が必要なのだ。

そして今回の場合、部下たちがどう思っているかどうかよりも、そもそも私が部下たちを信用していないのが問題だった。というか、この段階になるまで私は自分自身のその気持ちに気付くことが出来ていなかった。こんなにも部下を信用できていなかったとは…。そりゃあ部下の心も腐るわけだ。

 

そう考えてみると色々と合点がいく。

忙しい時期に私がひたすらに「褒めて伸ばす」方式を採用していたのも、結局は部下を信用していなかったからなのだ。正面切って注意をしようものなら、心が折れ、すぐに会社を辞めてしまうんじゃないかと、腹の底では思っていたのだ。

 

昔、尊敬する上司から言われた言葉を思い出した。

 

本当に優しい上司ってのは、ちゃんと部下を叱れるんだよ。甘いことばかり言って部下を叱れずにダメなまま放っておける上司は、優しいフリをした非情な上司だから

 

今の私はどちらなのだろうか。

どうやって話すべきだろうか。

 

まだ答えは出ていない。

 

以上。