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俺だってヒーローになりてえよ

圧倒的な読書量と端から忘却していく貧相な記憶力、ふざけた文章を駆使するポンコツブロガー。 同情されているのか、やたらとオススメ本や漫画が売れている。月間250冊以上。 バカなことを書いて怒られること多し。

有名に価値があると思うのは勘違い



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他人の評価がないと自分で判断できない人へ。

 

有名が持て囃される風潮

テレビでやっていた。雑誌で紹介されていた。行列ができている。食べログやアマゾンで高評価が付いていた。

そんな理由で評価することが多い。みんな有名なものが大好きである。有名というだけでブランドに仕立て上げてしまうのは、今も昔も変わらない人間の習性である。動物は有名だろうが人気だろうが、まったく区別しない。きっとイケメンゴリラのシャバーニもいい迷惑だったと思う。

最近気付いたのだが、実はこの「誰かが評価している」つまり「有名」という状態には何の信頼性もない。

 

有名と価値はイコールではないのだ。

 

簡単すぎて説明するのもアホらしいのだが、きっと世の中にはこの「有名」に踊らされて無駄にハードルを上げてしまった結果「裏切られた」と思ってしまう人がたくさんいると思うので、救済という意味でお知らせしたい。

 

あなた次第です

アマゾンの評価レビューを見てもらえばすぐに分かることだが、どんな人気商品でも低評価の人は存在する。それと同様にどんなに行列ができる店でも合わない人はいるだろうし、どんなにフォロワーが多い人でも批判する人はいる。この辺りは運の要素もあるだろうし、好みの問題もあるし、タイミングもあるだろう。あなたにも何となく嫌いな芸能人のひとりやふたりはいることだろう。

でもその人はあなた以外の圧倒的多数から支持されているからこそ、テレビという天上界で仕事をすることができるのだ。

 

こんな話を知っているだろうか。人は機嫌がよいときほど情報を良いふうに捉えてしまう傾向があるそうだ。つまり、機嫌がいいだけで人は騙されやすいのだ。詐欺師はカモを褒めて上機嫌にさせるのを常套手段とする。

あなたが嫌いな芸能人も、あなたの機嫌さえよければもっと好きになれたかもしれない。受け入れられたかもしれないのだ。

何が言いたいのかといえば、つまり、受け手の状態で評価なんてのは簡単に様変わりしてしまうということだ。白にもなるし黒にもなる。そんな曖昧なものなのだ。

 

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有名バイアス 

私たちは「有名」というだけで「価値がある」と決めつけてしまいがちだし、マイナーというだけで「知る人ぞ知る」ものだと決めつけ、「マイナーを理解できる自分ってセンスよくね?」と思いあがる。

具体的な例を挙げると、カズレーザーなんかがそうである。彼がまだアメトーークに出たばかりの頃、彼のことを異常に褒めたたえる声が上がっていた。確かに彼は逸材だったと思うけど、そこまで熱狂を呼ぶような存在でもないし、そこまで飛びぬけた発言をしているわけでもない。似たようなことを言っている人は今までだっていたのだ。美輪明宏とか。金髪繋がりでなんとなく名前を出したが、ほんとに同じようなことを言っていたかは知らん。

カズレーザーのブレイクには確実に、「マイナーを評価したい」という大衆のバイアスがかかっていた。しかも彼は真っ赤な変人でバイセクシャルというマイノリティでもあった。応援しがいがあるじゃないか。

冒頭で書いたようなこととは逆の図式になってしまってはいるが、これも一種の「有名」というものに価値を見出している現象である。「有名」を評価しているからこそ、その対抗馬として「マイナー」を推したくなるのだ。

カズレーザーが有名になってしまった今、きっとまた新たなマイナーを大衆は求めるはずだ。有吉がブレイクしたときだって同じだったし。

みんな勝手に好きになって、消費したら勝手にいなくなる。自由とはこのことか。消費される側は堪ったもんじゃないだろう。

 

好きにしたらいい

ただこのブログでは毎度の書いていることだが、有名というだけで脳みそガバガバになろうが、マイナーというだけで信者になろうが、その人の勝手である。好きなようにガバガバになればよろしい。

私は自分が愚か者であることを理解しようと努めているので、他人の愚かさも同様に理解したいと思っている。受け入れるかはまた別だがな。

 

少しだけ希望を言わせてもらうとするならば、「有名」に踊らされている自分の姿に気付いてはくれないものか、ということだけである。

踊っている本人は夢中になって気持ちいいかもしれないが、周囲の人が迷惑に感じる可能性はあるのだ。

 

次のカズレーザーはどんな人だろうか。

 

以上。