どうも。
おかげさまで、私がはてなでブログを始めてから丸4ヶ月が経った。それほど圧倒的な成果を出せてはいないものの、地道に成長し続けている。…気がする。
いや、やっぱりしていない。もう少し私はブログ運営について考えなおさなければならないのかもしれない。
今回はそんなお話。
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バズ中毒
本来ブログというのは地道なもののはずで、一気に成果を挙げてしまうような人というのは一握りである。運もあるだろう。
当然私は目立った能力はないし、人から羨まれるような仕事をしているわけでもない。そりゃあ地道に成長していくしかないのは当たり前の話である。身の程を知れ、ということだ。
そんな私だが、幸か不幸かバズを経験してしまった。しかも連続で。
※参考記事
これによって何が起こったか。
端的に言うと、バズ中毒にかかってしまったのだった。
バズ中毒というのが何かと言うと、「バズったことの快感が忘れられず、バズっていない状態が我慢できない」ことである。完全に病気だ。誰か処方箋くれ。
常にバズを狙うようになり、PVが急激に伸びないことに悩む。悩むと筆が進まなくなり、やる気も次第になくなっていく。やる気がなくなれば自殺まであと少し。私に家族がいなければ、こうして記事を書き始めることもなく、今頃バクテリアに分解されていたいたことだろう。ありがとう家族。
話がそれたが、とにかく私は何か得体のしれない病気にかかり、バズを追い求めるようになった。その後もバズを何度か経験するが、私の承認欲求が満たされるはずもなく、今もバズを求め続けている。
バズの効果
何度かバズを経験したことで分かったことがある。
それは、バズっても何も変わらないということだ。
バズの正体はブームそのものであり、たまたまみんなの目が集まっただけなのだ。実際、私がバズを経験する前(2016年5月)と今現在(2016年8月)のPVを比べたときに、大して差がないのがそれを裏付けている。
小さくて分かりにくいかもしれないが、最初のバズの前と今現在のPVがほぼ横ばいである。
このようにバズった所でそれは一時的なものであり、固定客になるのはほんの一部だけと言える。
ただし、バズった記事が他の記事と同じようなクオリティだったり、同じ系統であれば話は変わると思う。現にそういうバズり方をして名を挙げている方もいる。
私のようなバズり方は完全に一発屋芸人のそれである。ギャグにワーキャー言われている時期があったとしても、芸人本人を好きにはなってくれない状態である。
私のPV推移は、見事なまでのバズ芸人っぷりである。恥を知れ、俺。
もう少し言うと、はてブやSNSでバズった場合、収入はほとんど上がらないのも事実である。私が経験した最大のバズのときは普段の30倍ぐらいPVが上がったのだが、Adsenseの収益は5倍ぐらいだった。ホントにみんな通り過ぎていくだけなのだ。
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ブロガーは芸人である
このようにいつまでも一発ばかりを狙っていても仕方ないのだ。それは過去の一発屋たちの顔を思い浮かべればすぐに分かることだろう。
花火を打ち上げて誰かの記憶に残ることよりも、継続的に必要とされるブログを運営しなければ、ずっと底辺にいるだけだ。記事は地力になるように仕向けなければならない。
ブロガーは芸人である。その場限りのギャグではなく、常に笑いを取るトーク力が必要だということなのだろう。
テレビを見ていれば分かると思うが、長くメディア上で活躍する人というのは、常に面白いこと(人の心を動かす)ができる人達だ。それがどんな分野であれ、ブロガーはそういった立ち位置を確保できるように、能力を磨くべきである。
狙うはロングテール芸人
やはり狙うはロングテールだろう。人の役に立つキーワードや、人が興味を持ちそうな話題に常にアンテナを張れるようにならないとダメだ。
と、言うのは簡単なのだが…。
この「人が欲しがっているものを提供する」というのは、金儲けをする上では必須の能力らしい。『夢をかなえるゾウ』でもこんなことが書かれている。
ざっくり言うとな、稼ぎいうんは、どれだけ他人の欲を満たせるか、それが数字にそのまま表れとるんや。腹が減った、眠い、遊びたい、気持ちよくなりたい…人にはそいう欲があるわな。その欲を快適に満たして、その対価としてお金をもらうんが今の世の中では『ビジネス』て呼ばれてんねや。
夢をかなえるゾウ文庫版 | ||||
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だからこそ金儲けをできる人とできない人がいるのだろう。ただただ自分の欲を満たすことしか知らない人と、いかに他人の欲を満たすかを考える人で、この世界は分かれているのだ。
私は今の所、成功も何もしていないので、まだまだ満たされる側に甘んじている。
なんとか知恵を絞ってロングテールになる記事を生み出していきたいと思う。
以上。