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【ハズレなし】設定・構成・結末がひと味ちがうオススメ映画18選

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どうも。

 

私は物語を愛している。中毒だと言ってもいいぐらいである。

小説からマンガ、アニメ、ドラマ、そして映画。そこに物語があれば私はどこへでも行く。

そんな物語中毒な私なので、今までにかなりの作品に触れてきた。中にはとんでもないハズレで見たことを後悔させるものから、出会えたことに感謝してしまうほどの作品まである。

そこで今回の記事では、物語マニアの私がオススメする最高の映画を紹介したいと思う。

しかし映画を紹介する記事なんてのはすでに世にあふれている。そしてどの記事でも紹介されているのは同じような作品だったりする。

なので私の記事ではほかではあまり紹介されることはない、王道からは少し外れた作品を紹介したい。

どうのように外れているのかというと、特に設定、構成、結末にひねりのあるものだ。

その作品でしか見たことのないような面白い試みがある作品ばかりを集めてみた。

 

世にありふれる作品たちに飽き飽きした方。

きっとあなたの脳みそに甘美な刺激を与えてくれることだろう。

ぜひお楽しみいただきたい。 

 

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①フロスト×ニクソン

『天使と悪魔』のロン・ハワード監督が、ピーター・モーガンの舞台劇を映画化。ニクソン辞任中継の高視聴率を知ったイギリスの人気TV司会者、デビッド・フロストはニクソンと1対1のインタビュー番組を企画するのだが…。 

さあ隠れた名作から行こうか。

実際にあったインタビュー番組を映画化したものである。 

歴史的事件であるウォーターゲート事件への関与をニクソンの口から引き出すため、専門家のバックアップの元、理論武装するフロスト。

それに対し、持ち前の弁舌を使ってあざやかにフロストの質問を躱し、さらには自分に有利な番組内容しようと目論むニクソン。

2人の鬼気迫る攻防が、そんじょそこらのアクション映画よりもよほど興奮できることだろう。

まったく有名な作品ではないが、観て損ない。堪らん。

 

②シックス・センス

小児精神科医マルコム・クロウは、長年、子供たちの“心の病"の解決に人生を捧げ、第一人者として活躍してきた。
しかし、10年前に治療したビンセントという少年の事件が、マルコムの心を傷つけ、そのために、彼と最愛の妻アンナとの間には深い溝ができ、人生に絶望していた。
そんなマルコムが、今回、手掛けることになった8才のコール少年は、彼に過去の苦い経験を思い起こさせたる・・・自殺したビンセントの症状に酷似しているのだ。
コールはひどく怯え、母親リンにさえ何も話せず、1人で苦しんでいた。かたくなに心を閉ざすコールを説得して、やっと打ち明けられた驚くべき“事実"。
コールを救うため全力を尽くすマルコムの前に、化学では説明のつかない「何か・・・」の存在が、しだいにその全貌を明らかにしていくのだった・・・。

「この作品の結末を誰にも教えないでください」

という秀逸なフレーズから始まるこの作品。

初見時の衝撃もなかなかであるが、個人的には2回目の方が面白いと思っている。

ホラーが苦手な人もぜひチャレンジしてもらいたい。この衝撃は人生で一回は味わうべきだ。

 

③オーシャンズイレブン

「4年の刑期を終え、仮釈放されたカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは、すでに次なる標的を決めていた。それは、ホテル王ベネディクトが経営するラスベガスの3大カジノ“ベラージオ”“ミラージュ”“MGMグランド”の巨大地下金庫に眠る総額1億5000万ドル!計画遂行のためにオーシャンがスカウトしたのは、頭の切れるいかさまトランプ師ラスティーをはじめ、スリの達人ライナス、爆破の達人バシャー、元カジノ・オーナーのルーベン、メカに強いバージル&ターク兄弟、カード・ディーラーのフランク、元詐欺師で変装の達人ソール、配線のプロであるリビングストン、アクロバットの達人で中国系アメリカ人イエン。かくして11人のスペシャリストたちによる犯罪ドリームチームが誕生した! 

最高の俳優陣ばかりが取り沙汰されているこちらの作品。確かに、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツという面々が一堂総出とは規格外である。

しかしながら私が注目しているのはそこではない。

練りに練られた脚本。これである。こんなに脳みそに快感を与えてくれる脚本があっただろうか。個人的には一番である。

あまりの脚本の素晴らしさに、ジョージ・クルーニー自らがブラッド・ピットたちにギャラ交渉を行ったという逸話があるほどである。

間違いないだろう。

ちなみに続編も素晴らしいのでチェックである。

さらにちなみに、この次の『オーシャンズ13』はまあまあである。たぶん、アイデアを使いきったのだと思う。 

 

④アフタースクール

甘くみてると、ダマされちゃいますよ。

母校の中学校で働く人のよい教師・神野(大泉洋)の元に、かつての同級生だと名乗る怪しい探偵・北沢(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。
北沢は神野の親友で同じく同級生、現在は一流企業に勤めるサラリーマン・木村(堺雅人)の行方を追っていた。
心ならずも神野は木村探しに巻き込まれてしまう・・・。人を疑うことを知らない男と、人の裏側ばかりを見てきた男。
ちぐはぐコンビの捜査活動から、神野の知らなかった、友人・木村の一面が次々と明らかになり、物語は思いもよらぬ方向へと向かっていく・・・

 

監督の内田けんじは本当によく分かっている。そして最高の偏屈監督だ。

彼のやりたいことはまさに私のような「映画に刺激を求める観客」にドンピシャである。 

邦画でそこまでハマった作品はあまりないのだが、これに関しては両手を上げてしまう。

内容もさることながら、佐々木蔵之介と大泉洋の演技が最高である。

無駄なシーンがひとつもない作品である。刮目せよ。

 

⑤SAW

目が覚めると、老巧化したバスルームに横たわり、足首には鋼鉄の鎖、対角線上にはもう一人の男、そして間には自殺死体…という理解不能な状況におかれた二人の男と、連続殺人犯を追う刑事を描いた恐怖の限界に挑むソリッド・シチュエーション・スリラー第1弾。 

限定された状況でこれだけ興奮させられる。映画の新しい地平を切り開いた歴史的怪作である。

不可解な状況の謎が解決する過程には、脳汁が出まくりである。

続編が色々出ているが、このクオリティにはどれも至っていない。というかこの作品を超えるクオリティを持った作品なんてもう出てこないと思う。それぐらい衝撃を受けた作品である。

 

⑥ザ・ウォーク

1973年、フィリップは大道芸人として日銭を稼いでいた。ある日、歯医者の待合室で見た雑誌記事が彼の運命を変える。
完成すれば世界最高層となる、ニューヨーク、ワールド・トレードセンター。そのツインタワーの屋上の間にワイヤーを架けて歩く・・・。
フィリップは危険を承知で、この"夢"を実現させようと猛烈な勢いで走り始める。
そして1974年8月6日、フィリップは"共犯者"たちと一世一代のパフォーマンスに挑む。
だが彼らの行く手には、相次ぐ想定外のトラブルが待ち受けていたのであった。

こちらは最高の設定を楽しめる作品。

元々は『マン・オン・ワイヤー』というドキュメンタリー作品であり、私はこちらから入ったのだが、どちらも素晴らしい。

犯罪芸術なんて創作の世界だけのものだと思っていたが大間違いだった。

そのあまりに美しさと恐ろしさで、今までに味わったことのない最高の映画体験をさせてくれる作品である。

高所恐怖症の人が見たら失神する可能性があるのでご注意を。私は全然高い所が平気なのだが、それでも「ひえ~…」と声が出てしまうことが何度もあったぐらいだ。手汗がとんでもないことになった。

 

⑦ユージュアル・サスペクツ

銃器強奪事件の面通しで集められた5人の前科者を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いた、ブライアン・シンガー監督による異色傑作サスペンス。複雑に張り巡らされた伏線、巧妙に仕掛けられた罠の数々に君は気付くことができるか?卓越したストーリーで描くサスペンスの名作! 

伏線が多すぎて説明が難しい!

犯人探し系の作品の最高峰だと個人的には思っている。

話はそれるが、犯人探し系で『アイデンティティー』を挙げる人をよく見かけるが、あれはあまりにもやりすぎだと思う。あれを観て、「最高!」と思える人はこういう「ひねられた」作品を見すぎて神経が少しいかれてしまっているのだろう。

 

⑧スティング

どうせやるなら、大きく騙せ!愛すべきイカサマコンビ、一世一代の大博打!!
ポール・ニューマン&ロバート・レッドフォード、「明日に向かって撃て」の監督・主演が再び集い、騙し騙されのゲームが小気味よく展開する犯罪ドラマの傑作。

コンゲームが楽しめる最高の作品。

いかさま師や詐欺師が出てくる映画なので、手品の技術がふんだんに使われている。騙し騙されの頭脳戦を楽しむのであれば、これ以上の作品はもう出てこないだろう。

ちなみに作中で行なわれているいかさまは、本物の手品師が演技しており、中には元カジノディーラーなんて人もいる。この御方はマジック界では「神」と呼ばれる人で、「こんな技術を持っている人がやっているならカジノなんて勝てるわけないだろう」と思わずにはいられない。

その技術を集めた動画がこちらのサイトにあるので、興味がある方はご覧あれ。賭け事をやる気がなくなること請け合いである。

 

⑨羊たちの沈黙

女性を誘拐し、皮を剥いで殺害する連続殺人事件の捜査を任命されたFBI訓練生のクラリス。彼女に与えられた任務は9人の患者を惨殺して食べた獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求め、心理的な面から犯人に迫ることだった。レクター博士は捜査に協力する代償に、彼女自身の過去を語らせる。息詰まる心理戦の果てに導き出された答えとは──? 

こんな名作を紹介するのは気がひけるのだが、もしかしたら「よく見かけるけど、古い映画はあんまり好きじゃない」と食わず嫌いな人もいるかもしれないので、あえてオススメしたい。

この作品は素晴らしい。作品の質を判断するのに一番いい方法は、時間の洗礼を受けさせることである。つまり時間の経過と共に、大したことない作品は勝手に消えていくのだ。

それなのにいつまでも「最高!」という声が絶えないこの作品。

絶対に後悔はさせない。そして見れば一生あなたの中にレクター博士が宿ることだろう。それくらい魅力的な歴史上最高の悪役レクター。

これを観ずに人生に幕を下ろしてはいけない。 

 

⑩ゲーム

マイケル・ダグラス演じる大会社の経営者は、巨万の冨をもちながら、私生活では殺伐とした孤独の世界の住人だ。誕生日を迎えた日、音信不通だった弟が現れ、お祝いにあるゲームに参加できるというカードをプレゼントされる。半信半疑でゲームに参加した彼だったが、次々と奇妙な事件に見舞われる。やがて現実と虚構の世界の狭間で、彼の精神的なバランスは崩れていくのだった。  

私がこの作品に出会ったのは金曜洋画劇場だったと思う。あのときの衝撃と快感を忘れることはないだろう。

最高のゲームをあなたも一緒に体験してもらいたい。

 

 

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⑪ヴィレッジ

外の世界から完全に孤立した小さな村を舞台に、その村で昔から守られている「掟」を破ったことから明らかになる「隠された真実」を描く。「シックス・センス」「アンブレイカブル」のM.ナイト・シャマラン監督・脚本・製作のミステリー・スリラー。 

M.ナイト・シャマラン監督の隠れた名作である。

物語の中に常に付きまとう不穏な空気と、閉塞感のある奇妙な村。何かが怪しい…。

派手な描写や凄惨なシーンで観客を引っ張っていくような作品ではない。だが、最高の映画体験になることを保証するので、ぜひとも物語に没頭してもらいたい。 

 

⑫タイムマシンブルース

本広克行監督が贈る、5人の男子学生と2人の女子学生が過ごしたおかしな夏休みを描いた青春冒険映画。夏休みのある日、部室で過ごすSF研究会と写真部のメンバーの前に、突如タイム・マシンが現われる。軽い気持ちで乗ってはみたが、それが想像もつかないとんでもない事態を引き起こすことに…。 

タイムマシンがあなたの目の前にあったら乗るだろうか?

もし乗るのであればいつの時代に行きたいだろうか?

登場人物たちは当然タイムマシンに乗る。そして向かう先はなんと”昨日”である。

この設定を最大限に活かした最高のタイムトラベルムービーである。

何度でも楽しめる。いや、何度でも楽しんでもらいたい。

ちなみに元々は舞台作品だったそうだ。それも面白そうである。

 

⑬最後の恋のはじめ方

“デートのことなら僕におまかせ”のデート・ドクターであり、恋愛はお手のもののアレックス・ヒッチ(ウィル・スミス)だったが、ゴシップ・コラムニストのサラ(エヴァ・メンデス)と出会って恋に落ちてしまう。しかし自分の恋にはなすすべがないヒッチは……。 

恋愛映画に興味がない男性にこそ観てもらいたい名作。

恋愛のプロが自分の恋になると途端にヘタクソになってしまうという設定がキラリと光る。

何気なく手に取った作品だったのだが、大当たりで驚いた。身近な人に何回か薦めたのだが、かなり好評なので「埋もれた名作」というやつであろう。このまま埋もれさせておくのは勿体無いと思う。

世に恋愛映画は数多くあれど、恋愛要素と面白さをこんなにハイレベルで兼ね備えた作品はそうそうないだろう。

 

⑭CUBE

ある日突然理由もなく、男女6人が鋼鉄の立方体の部屋に閉じ込められる。
そこは他にもたくさんの同じ部屋があり、その集合体で作られた、巨大な立方体(CUBE)になっている。
各部屋に6つあるハッチの中からひとつを選び隣室へ移動しながら出口を探す以外、脱出方法はない。
しかも部屋には様々な殺人トラップが仕掛けられている! そんな極限状態の下、絶望的なサバイバルを繰り広げる6人。
やがて一つ一つ謎と罠をクリアしてゆくうちに、彼らの精神状態が徐々に狂い始めてゆく・・・
果たして無事にこのCUBEから脱出できるのか?あるいは本当に出口はあるのか?
今ギリギリの緊張の中、死のゲームがセットされた・・・ 

数多くの人を虜にし、そして映画の嗜好を歪ませてしまった怪作である。

異質な限定状況で行なわれる殺人ゲームという作品のすべてはこの『CUBE』が元ネタだと言える。そして『CUBE』を超える作品に私はいまだ出会えていない。

ここまで最高のゲーム性を持った作品はないだろう。心してかかれ。

 

⑮イエスマン

仕事にもプライベートにも「ノー」「嫌だ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン(ジム・キャリー)。 親友の婚約パーティーまですっぽかし、「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅されたカールは、勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。“意味のある人生を送るための、唯一のルール”は、全てのことに、それがどんな事であっても「イエス」と言うだけ。何事も否定せず「イエス」を連発、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)は、彼の積極的でユーモアのある人柄に惚れ込む。人が変わったように運気をどんどん上げていくカール。 だが全てが好転し始めたとき、思わぬどんでん返しが待っていた・・・?
 

凄惨な作品ばかり紹介しているので、こんなのもどうだろうか?

単なるコメディーかと思われるかもしれないが、随所に散りばめられた伏線に思わず「ほう!」と唸ることだろう。

気持よく笑えて、気持よくひっくり返される名作である。

 

⑯フィリップ、君を愛してる

大事故で命を失いかけたIQ169のスティーブン(ジム・キャリー)は詐欺師として暮らし始めるが、保険金詐欺で投獄された刑務所で、心優しいフィリップ(ユアン・マクレガー)に運命の一目惚れ!!この出会いが再び彼の人生を変えていく――。 フィリップを幸せにしたい一心で、詐欺を繰り返し、念願の2人きりハッピーセレブ生活に突入するが、それもつかの間、再び投獄され、2人は離ればなれに。 でも、どうしても“愛してる!”と伝えたい!!嘘にまみれた天才詐欺師スティーブンが思いついた、一世一代の大勝負とは――。 果たして彼の唯一本当の想いはフィリップに届くのか!? 2人の恋の結末は?!  

実話が元になっている話である。意外な結末はないが、単純にIQ169の天才詐欺師がいかにして脱獄を図るか、という所が私的に最高に堪らなかった。

こういった超越した頭脳戦を楽しめる方であれば最高にエキサイトすることだろう。

それにしても、大好きになった彼氏のために何度も脱獄を図るとは、筋金入りのホモである。

 

⑰トゥルーマン・ショー

トゥルーマンの人生は、隠しカメラで撮られたTV番組として世界中に放送されていた。彼はやがて自分の人生がすべて作りものだったことに気付き…。 

ジム・キャリー続きで申し訳ない…。でもジム・キャリーは本当に名作製造機なので仕方ない。

こちらの作品は「すべてが作られた世界で、何も知らずに世界中から観られている男」という設定を思いついたことが天才的である。

そんな最高のアイデアを最高の形で映像化したことに感謝したくなる。

こんなに魅力的な設定の作品を私は知らない。 

 

⑱グッド・ウィル・ハンティング

マット・デイモン主演による感動のヒューマンドラマ。天才的な数学の才能がありながら心に傷を持ったウィルは、生きる張り合いをなくした医者・ショーンと出会い次第に心を開いていくが…。 

最後は感動作品を。

こんなに素晴らしい脚本をマット・デイモンが書いたという事実がまず驚き。

そして天才青年と名優ロビン・ウィリアムズ演じる医師の会話が最高に刺激的であり、ストーリーも思わずニヤけてしまうようなものになっている。

ひねくれものこそが観るべき作品である。

私の中で「一生もの」と胸を張って言える最高の作品である。

 

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物語に触れる意味

以上が私がオススメする設定・構成・結末がひと味ちがう映画18選である。

もしまだ観たことがない作品があったら、ぜひ手にとってもらいたい。

正直言って、これだけ勧めたところで物語というのは趣味嗜好だけでなく、観るタイミングや時期によっても作品の善し悪しが決まってしまう。これが非常に難しいところである。

最高の作品に出会えることもあれば、ガッカリすることもあるだろう。だがそれでも私たちは物語を求めるし、最高の刺激を求めて映画を観る。

きっと私たちは自分以外の人生を観たいと願っている。そして自分の人生では体験できないものを観てみたいという欲求を抱えている。

だからいつまでも物語を求めるのだろう。だから映画を求めるのだろう。

私が紹介した作品たちが、あなたのそんな好奇心を満たすものになることを願っている。

 

以上。