俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

質問するっち 長友×原口 ブラジルW杯の反省を語る

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どうも、ひろたつです。

私の今週のやべっちFCで私の大好物な企画がやっていました。

その名も「質問するっち」。

私はこの企画を見るためにやべっちFCを毎週欠かさず観ていると言っても過言ではありません。

◯質問するっちとは?


通常のインタビューとは違い、現役選手が現役選手にインタビューを行ないます。
これの何が良いって、選手の素が見れるんですよ

サッカーが大好きな私はサッカー選手のインタビューを見るのも好きです。ですが、選手たちも受け答えに慣れてしまっているのか、全然面白いことを言ってくれないんですよね。通り一辺倒だったり、優等生的な受け答えだったりで。聞かれて答えているんじゃなくて、機械的に喋ってるだけに感じていました。

しかし質問するっちは違います。

普段顔を合わしていたり、友達のような関係がある二人で行なうので、聞かれた方はちゃんと心の底から答えるし、聞く方も普通の質問はしません。現役選手ならでは質問をしてくれます。

しかも楽しそうっていうのがね、いいですよね。
だってインタビューで楽しそうにしてるのって本田ぐらいじゃないですか。あんなに活き活きとしてるの。香川なんか何言ってるか分からないぐらいテンション低いですから。

参考動画
本田(イキイキ)


香川(ぼそぼそ)


◯今回は長友×原口!

 
初回が香川と大久保。二回目が内田と清武。そして前回が中村俊輔と槙野でした。
どれも最高に面白かったんですけど、中村俊輔と槙野の回を上回るのはなかなか難しいでしょうね~。あれは飛び抜けて面白かったですし、私は完全に中村俊輔のファンになってしまいました。プレーよりも喋りの方が好きなぐらいです。

で、今回で四回目の質問するっちですが、対談するのは長友と原口と現役日本代表が揃いました。豪華ですねー。どんな話が聞かせてもらえるのでしょうか。

では下に文字起こしをしておきます。

◯番組内容


原口「お久しぶりです」(緊張)
長友「硬えなお前!」

原口「今日は僕がインタビュアーになって質問させていただきますので、よろしくお願いします」(ガッチガチ)
長友「お前、もっと自然にして。(台本)読みぎやって」

原口「最初の質問はプライベートのことです。僕達海外でやっているので、結構時間がありますよね。僕は奥さんと犬がいるので、よく一緒に街に散歩に行くんですけど…佑都くんはひとり…」
長友「なんだよそれ」
原口「ひとりで何してるのかってのが気になって」
長友「ひとりで何してるか?買い物行ったり…でも姉と住んでるから。一歳の甥っ子がいて、その子と一緒に遊んだりしてる」
原口「じゃあ食事とかも」
長友「そう。全然ひとりって感じじゃないね」

原口「結婚の予定は?」
長友「そりゃ結婚はしたいよね。子供好きだし」
原口「特に代表は結婚してる人が多いから」

※今回の代表メンバー24人中16人が既婚者

長友「みんなしてるから、結婚したいよやっぱり。でもこればっかりは縁やから。縁とタイミングでしょ」
原口「じゃあリミットとかはなく、運と縁?」
長友「そうそう運とタイミング。う、運?」 
原口「運じゃない!」
長友「そこは運じゃないよ!縁とタイミングね。運じゃないからね」

原口「次はまじめにサッカーの話をします。日本代表に新しい選手が増えてきて、そういう選手たちにどう思っているか。僕は全然いいプレーができてないと思っていて、佑都くん圭佑くんたちが引っ張っていってる感がまだ強いなってのは感じていて。勝負強さが違う」
長友「それはあるかもね。目の前の相手に負けないっていう気持ち、メンタルを持てるかってだけだと思う。みんな技術はあるしさ。宇佐美とか岳なんかにしても。ただもっともっと勝負どころで強さが発揮できないってのは間違いなくメンタルの部分だと思う」

原口「どうやってそういうメンタルを持ってやってきたのか」
長友「圭佑とか岡とか俺は特にエリートでは来てないじゃん。セレクションに落ちてたりとか。雑草魂みたいな感じで来てるから。苦労をしている選手は強いじゃないかな。元気も海外で色々な厳しいことを学んでるでしょ?厳しい環境にいることが成長させてると思うよ。」

長友「元気はさ、一緒にプレーしたことはなかったじゃん。でもなんか不良なんかなと思ってた」
原口「どういうことですか?不良?」
長友「色々問題もあったわけやん。そういうのでしか聞いたことがなかったから。だから元気、不良なんかなと思ってた」
原口「まあ…そんな時代も、ね」

長友「でもさー、代表でも監督の話を凄く真面目に聞いてるし、先輩との礼儀もしっかりしてるし、俺のイメージやった不良の元気が『こうも違うんや』と思った。成長してるってことよ。技術とかドリブルとかはあるわけやからさ、あとはメンタル次第でいくらでもいけるよ。伸びしろ半端ないなと思って羨ましいよね」

原口「サッカー的にはどういうプレーを増やしたらいいとか、どうやったらトップに行けるのかなっていう」
長友「フィジカル的な部分というかアジリティをもっと伸ばしたら、かなりのレベルに行けると思うよ。体幹とかも鍛えてるじゃない?チューブでトレーニングしたり。そういう姿、代表で見てて『まだまだ伸びるな』って思うよ。上からな感じでゴメン」
原口「いや、全然全然」
長友「でも本当に上からじゃないよ。リスペクトしてるよ」

原口「W杯に出てないんで、2018年をイメージするときにどんな雰囲気なんですかね?やっぱり独特なものがある?」
長友「やっぱり…まず相手の眼の色が違うね。殺気立ってるというか、絶対に負けない気持ちがチームのオーラとして見えるっていうかさ、感じるものがある」
原口「特別なんですね」
長友「だからW杯って勝つのは本当に難しい」

原口「これはネットかなんかで見たんですけど、ブラジルW杯のあと、サッカーを辞めようと思ったぐらい落ち込んだって」
長友「う~ん…落ち込んだっていうよりも…なんやろな?4年間全てを出した、費やしたと。でもこの結果かよって。4年間費やしてきた全てのエネルギーと全ての時間がこの3試合の一瞬で終わってしまったと。この虚しさと悔しさはね、言葉ではいい表せない感情だよね」

原口「(ハリルホジッチ)監督もよく言ってますよね。4年かけて3試合の準備をするって」
長友「そうそう」
原口「4年かけて3試合」
長友「そのために戦う」
原口「その言葉重いですよね」
長友「そうとう重いと思う。サッカー選手の4年間って相当大きいからね」

原口「ブラジルW杯からの切り替えってどうやったんですか?」
長友「難しかったよね…。結局は自分のやらなければならないことをやるしかなかったよね。目の前の一試合一試合はどんどん過ぎていってしまうし。でもどこに向かったらいいのかっていう自分との戦いというか迷いがあったよね」

原口「これからの代表、2018年に向かってどういうチームにしていきたいですか?」
長友「戦える集団にならないと正直W杯は厳しいかなって思うよね。W杯を2回経験させてもらって思うけど、自分達の理想だけじゃ勝てない、W杯は。守備も必死にして、球際も死に物狂いで戦ったチームが上に行ってるから。だって2010年の南アフリカのときも、2014年のメンバーと比べると、ひとりひとりのメンバーのレベルは2014年の方が良かったと思うの」
原口「間違いないですね」
長友「でも自分らのサッカーてのを求めすぎて、攻撃で良いサッカーするっていうのを求めすぎて、死に物狂いで球際を戦っているコートジボワールだったりギリシャ相手に何も出来なかったわけじゃん。だから、いかにひとりひとりが戦うか、チームとしてそういう集団を作れるかどうかだと思うね」
原口「俺もそう思います。ブンデスでやっていてもそこが一番大事な部分だと思ってます。一対一で勝てないと、チームとして勝てないと思うんで。11人の中のひとりとして、対面の相手に一対一で勝てるようになっていないと」
長友「その選手が試合を決めることが多いからな」

原口「2018年までにどうなってたいってのはありますか?」
長友「地味でもいいから、『長友がおったからここまで来れたんやな』ってチームメイトや監督に思ってもらえるような選手でありたいね」

原口「最後に、僕に何か聞きたいことがあれば」
長友「結婚生活ってどう?」
原口「楽しいですよ」
長友「楽しいんだ、やっぱり」
原口「なんか…幸せですね」
長友「お前ふざけんなよ。もう羨ましい。めっちゃ幸せやん!」
原口「オススメします」
長友「それはもう、運とタイミングですから」
原口「運じゃない!」
長友「縁とタイミングね」

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◯代表選手は特別


長友って勝手にちゃらんぽらんなイメージがあったんですけど、こうやってじっくり話を聞くと、色々考えているししっかりしてるんだなーと思いますね。やっぱり代表に選ばれるような選手ってのは、特別なんですね。普通の考え方やメンタルでは代表まで登り詰めることは出来ないってことですかね。

ブラジルW杯の衝撃はそれはもう凄まじいものでした。真剣に応援していた私もしばらく仕事に行く気が起きませんでしたからね。今でもそうですから。

ファンでさえこれですから、実際に身を削っていた選手からしたら相当なもんですよね。あの本田でさえ辞めようかと思ったそうですからね。

でも長友も本田も岡崎もみんな立ち上がってます。30代に入る選手達ですが、ロシアでどうなるかなんて誰にも分かりません。それでもまた懲りずに挑戦しようとしてるんですからね。こりゃ応援せずにはいられませんよ。

◯原口は起爆剤になりえるか


この放送時点で日本代表はW杯二次予選を単独首位で突破しました。そしてこれから最終予選へと駒を進めます。
今の所、日本代表のメンバーはブラジルの頃とあまり変わりはありません。少しは新陳代謝が進んでいるようですが、圧倒的な選手がほとんどなので主要メンバーは据え置きなんですよね。
メンバーが変わってほしいとまでは思いませんが、下からの突き上げってのはやっぱりほしいですよね。そして原口のように攻撃でも守備でも頑張れて、ドイツという環境でもまれているような選手が食い込んでほしいもんです。

原口はプレーのわりには数字が付いてこない選手なんですけど、それはチームのために働いてるからなんですよね。あれだけ守備を厭わない攻撃の選手ってのもなかなか珍しいですよ。俺、頑張る選手大好き!

今はまだ無駄走りが多かったり、無茶なドリブルとかがありますけど、失敗を糧に成長してくれればいいだけですから。期待していますよー。

質問するっち、今回も濃い内容で大満足でした。またやってくれー。