俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

スパサカでハリルホジッチに独占インタビュー。上の人間はブレないだけで価値がある。

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俺はついて行くと決めたんだ。この男に。

 いつもの文字起こし企画です。

 

◯インタビュー内容

Q.監督の理想を100とすると今どのくらいのところまで日本は来ていますか?
A.あっという間に9ヶ月が過ぎました。日本代表はもっと強くなる。あと20%は成長できます。

Q.ハリルホジッチ監督がチームにもたらしたものとは?
A.レベルの高い試合もいくつかあったと思います。プレーのクオリティは高まりました。それは私が速いサッカーを選手達に要求したからです。

Q.今後の日本の課題とは?
A.海外でプレーしている中心選手が良いコンディションで代表に参加するが重要です。だから今の状況を変えなければなりません。

Q.本田に対しては?
A.ミランでスタメンに入るためにはハイレベルなプレーをしなければならない。本田はフィジカルをトップレベルまで持っていかなければなりません。また彼には中盤のパサーとしてではなく、ストライカーとして期待しています。もっとゴール前でボールを要求することが大切だ。フィニッシュの部分で存在感を発揮して欲しい。

Q.宇佐美の課題とは?
A.筋肉の質を高め、筋肉量を増やして強い体を作らなければいけません。そのために少し前から特別メニューを渡し、個別にトレーニングしてもらっています。もっとゴール前へ飛び出すプレーが必要。ドリブルやラストパスを狙って足元でボールを持たないことです。来シーズンは宇佐美が偉大な選手になれるかどうかそれが分かる1年になるでしょう。

Q.槙野については?
A.槙野チームにとってメンタル面で非常に重要な存在です。彼はムードメーカーで、いつも冗談を言うんです。
課題は高い集中力と規律あるプレーをすることです。

Q.得点力不足を解決するためには?
A.クロスに対してのゴール前への入り方を改善しなければならない。またセットプレーの精度を高めることです。
(ちなみにハリルホジッチ体制化で255回のセットプレーで、ゴールはわずか6得点)

Q.これから日本をどうしていくか?
A.日本を魅力的なチームに変えられると確信しています。ワールドカップ最終予選は二次予選よりもずっと難しい。全員が努力を重ね、まずは二次予選を突破していきたい。そして首位で最終予選を通過し、ロシアへの切符を手にしなければならないのです。

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◯いつもの内容だけど…

まあ相変わらずといったところですね。ただこのインタビュー後の加藤浩次のコメントが的を得ていました。

「色々あるけど、今は我慢の時期なんじゃないかな?これからリオ五輪とかあってそこで選手達がまた成長して、最終目標はW杯で勝つことですから

まさに。

そうなんですよ。私たちニワカファンの苦手なところがそれなんです。目先の勝ち負けに一喜一憂してしまって長い目線になれないんです。飲み屋でハリルにクダを巻いている連中なんかがそうで、負けたり、調子が悪かったらすぐに「解任!」とか言い出しますからね。

そんなに安直でいいんでしょうか?いや、ダメでしょう。
今の日本代表は積み上げている時期なんです。

 

◯初めはチャレンジでしかない

失敗は成功のもとなんて子供でも言えることなのですが、大人になっても分からない人が多すぎですね。はい、私もその一員でした。
まだハリル体制が発足してからたったの9ヶ月しか経っていません。何をすれば正解なのか?何をすれば日本は強くなれるのか?それを模索している段階なんです。監督が来たから一気に強くなるなんてのは幻想で、そんな魔法は存在しません。ただしつこく、粘り強くチャレンジし続けるだけなんです。

サッカーで難しいのは、成長をしてもそれが勝ち負けに出てくるかというと違うところなんですよね。
ジャイアントキリングに代表されるように、強いチームが弱いチームに負けるなんてのはザラで、ちょっと成長したからといってすぐに勝ち出すわけではありません。
少しずつ自分達の変化を見極めつつ、データーを取り入れて数字とにらめっこをしていく中で結果が付いてくるものなんです。

 

◯だからこそハリルである

そんな緻密な作業を繰り返し、すぐに批判したがる日本人相手に仕事をしなければいけない監督に求められるのは「ブレないこと」です。あれ?誰かが同じことを言っていたような…?

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私もサラリーマンなので、組織の中で生きる人間として断言できます。厳しい状況であればあるほど、人は役職などではなく「ブレない」人についていくものです。そうじゃないと不安になりますから。

「どうなるか分からない。けれども私は自分のやり方を信じている」

そんな気概がある人にこそサムライブルーの監督が務まるのだと思います。
なのでハリルは日本代表の監督に打って付け。ついていくしかありません。

彼の目線の先にW杯があると信じて。

 


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