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俺だってヒーローになりてえよ

圧倒的な読書量と端から忘却していく貧相な記憶力、ふざけた文章を駆使するポンコツブロガー。 同情されているのか、やたらとオススメ本や漫画が売れている。月商30万円ぐらい。 どうぞよろしく。

1分で読んだ気になる茂木健一郎×羽生善治『自分の頭で考えるということ』



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この記事は、

「色々読みたい本はあるけど、時間が無い」

「本を読むのは苦手だけど、中身に興味はある」

「話題の本を理解した気になりたい」

という方のために本の内容を1分間で読めるようにまとめたものである。無理矢理まとめている。

 

記事の内容は…

①本の内容を1分間で読めるようにまとめたもの

②雑談に使えるエピソード

③私の感想

となっている。

 

一冊の書籍を1分間で読めるようにまとめるためにはかなりの大部分を取捨選択しなければならない。というか捨てる部分がほとんどである。

それでも紹介する書籍の一番美味しい部分、つまり本の”サビ”を伝えることはできるかと思う。 また、私は読んだ本に載っていた面白いこぼれ話やエピソードに目がない。こういった話が大好きな方もいると思うので、一部だけ紹介したいと思う。 限られた人生をムダにしないためにも、この記事を参考にしていただけたら幸いだ。

 

ではどうぞ。

 

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①1分間で分かる『自分の頭で考えるということ』

本書はズバリ、茂木健一郎羽生善治の雑談集である。タイトルの「自分の頭で考えるということ」に関しては何も出てこない。ただただ2人の会話である。

・羽生「将棋のトッププレイヤーには美意識がかなりある。たくさんのこだわりがモチベーションになっていることが多い」 

・羽生「コンピューターになくて人間にあるのは恐怖心。それが同時に美意識も生んでいる」

・茂木「ミスをしたり逸脱したりするのは人間だからこそ。動物は逸脱することは少ないし、虫に至ってはほとんど予定通りの行動しかしない」

・羽生「将棋で一番難しいのは詰めや詰めの少し前。ゴルフのグリーンに乗ったときと同じ。恐怖心がミスを呼ぶ」

・羽生「相手があっての将棋なので、相手を負かしてやろうという気持ちはまったくない。むしろ一緒に作り上げていく意識がある」

・羽生「プロ同士の試合だとプラスになるような手はまず打てない。相手をいかにマイナスにするか、という打ち方になる」

・羽生「最近の将棋はデーターを活用することで研究し尽くされている部分が多いので、研究結果を知らないだけで負けてしまう」

・羽生「グーグルを見ていて感じるのは”未来への絶対的信仰”。信頼ではなく信仰。だからこそあんなにもまっすぐ突き進める」

・茂木「生物学的には遺伝子を残すことが人間の生きる理由だと言われているが、実際に遺伝子を残すことを最重要視して行動している人なんて見たことがない」

・羽生「フロー状態の先に、これ以上行ったら戻ってこれなくなる世界があるという実感を持っている。だからあえてブレーキを掛けたりする」

・茂木「人間は勝因を見つけるのは好きでも、敗因を見つめるのは本能的に避ける」

②雑談に使えるエピソード

 ・棋士は、同じ対戦相手の場合、過去と同じ展開にならないようにお互いに避けている。そうでないとやる意味がないから。

③『自分の頭で考えるということ』を読んだ私の感想

脳科学茂木健一郎、そしてみんなが大好きな羽生善治。この2人の対談本なんて面白くならないわけがない。ということで、非常に楽しめた。これはもう完全にファンとしての感想なのである。冷静な客観的評価をすることは本書に関しては難しい。それくらい楽しめてしまった。

基本的には茂木さんがインタビュアーとして会話の方向性を決めたり、深遠なる棋士の頭脳や思考の過程を理解する、という構成になっている。

羽生さんの語る内容は私のような一般人からしたら、意味が分からない世界であるが、それも茂木さんという優秀な頭脳にかかればそれなりに分析できてしまうようで、なんというか…怪物の頂上決戦を見ているような感覚があった。最高である。

それにしても、茂木さんの言葉は私のようなおバカちゃんにはちとレベルが高すぎるような気がする。読んでいてもなかなか脳みそに言葉の意味が入ってこないときがあった。そして、それを華麗に受ける羽生さんも素敵である。

何か勉強になるとか、ためになるとかいう本ではない。だが2人のファンであれば最高に楽しめる本だと思う。また茂木さんが棋士の頭脳に切り込む内容が多いので、棋士の頭の中に興味がある人なんかもヨダレを垂らして楽しめることだろう。

 

以上。参考にしていただきたい。

自分の頭で考えるということ

羽生 善治,茂木 健一郎 大和書房 2010-09-05
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