俺だってヒーローになりてえよ

何が足りないかって、あれだよあれ。何が足りないか分かる能力。

「は?!」凄すぎて怒りすら湧いてくるマジック動画10選

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どうも。

 

私の数少ない趣味の中にマジックがある。

マジックは見るものやるのも大好きだ。

10代の後半からハマりだし、就職してからは給料をかなりマジック道具につぎ込んだ。たぶん50万は軽く使っていると思う。そのかいあってか、マジックの腕前は素人にムダ毛がモサッと生えたぐらいの実力しかないものの、マジックのタネに関してはかなり知り尽くした感がある。

そんなマジックのタネに精通してしまった私だが、それでも世界は広い。私なんかの知識を吹き飛ばすような素晴らしいマジックがたくさんある。

そこで今回は、あまりの凄さに「は?!」と怒りすら湧いてくるほどの素晴らしいマジック動画の紹介をしたい。

どれもタネは分からないが、いまどきありがちなCGマジックではないことは保証する。観客を騙せさえすればそれでいいはずなのだが、どうしてもCGマジックは好きになれないし価値を感じない。

例えばこういうやつ。


Greatest Card Trick Ever

ひどいものである。こんなクソみたいな動画でも1000万再生を超えてしまうのだから驚きだ。それだけみんな奇跡に飢えているということだろう。

 

この記事で紹介するマジックはあくまでも、マジシャンの知恵と腕前によって生み出されるものである。そこには種も仕掛けもあるが、見るものにそれを見破ることはできないし、見破る必要もない。ただただそこにある奇跡に感動すればいいだけである。

どうか素直に楽しんでもらいたい。

早着替えマジック

早着替えなんて舞台演劇のひとつのテクニックでしかないのだが、それもマジシャンが突き詰めるとこういうふうになる。

最初は「ああ見えない所で頑張っているのね」という程度だが、次第に不可能性が上がってくる。マジックというのは、最初の状態と最後の状態に因果関係を見いだせないときに「不思議だ」と感じることができる。早着替えだけでそれを実現してしまう実力にはただただ脱帽である。


IMPOSSIBLE Magic Trick

切断マジック

気持ち悪いマジックをさせたら世界一との呼び声高いアメリカの超一流マジシャン、クリス・エンジェル。彼のマジックはとにかく規格外。予想を遥かに越えたマジックを見せてくれることだろう。

 

観客が完全に引いていて、思わずこちらも引いてしまう。

 

クリス・エンジェルのマジックの中でも最高に気持ち悪いのがこちら。グロテスクなのが苦手な方は見ない方がいいだろう。

※出血シーンがあります。

 

グロテスクだが、マジックとしては最高だと思う。他のマジックは分からないなりに色々とタネを推察することぐらいはできるのだが、これに関してはまったく分からない。

マジックを考案するときというのは、「こういう現象をしたい。じゃあどうやってやろうか?」というパターンと、「こういうテクニックがあるけど、どういう現象ができるだろうか?」というパターンがある。このマジックは完全に前者だろう。そして「コインを飲み込んで、切り裂いた皮膚から取り出してやろう」と考えたクリス・エンジェルのイカレ具合にブラボーと言いたい。

この人のマジックはYOUTUBEに腐るほどあるので、興味を持たれた方は検索してみるといい。中にはやりすぎなのもあるがそれはそれで彼の魅力である。 

 

こちらも切断マジックである。

www.youtube.com

非常に悪趣味な内容だが大好きである。

動物マジック 

動物を使ったマジックと言えばハトである。私がマジックをすることを知っている知人はことあるごとに「ここからハト出すんでしょ?」と言ってくる。それくらいマジック=ハトという認識が一般常識としてある。迷惑な話である。ちなみに手品で使われているハトは一羽が大体2千円ぐらいする。マジックに使おうとすれば飼育するためにそれなりの設備が必要になるのでさらにお金がかかる。マジックはお金がかかるのだ。

で、そんなハトを使ったマジックなのだが、これが凄い。ハトを出しているだけなのにここまで感動できるとは…。

 

オチもあって素晴らしい。同じことの繰り返しでは観客も次第に飽きてきてしまう。こういったストーリー性も合わせてこそ、一流なのだと思う。

タバコマジック

地味なのも紹介しておこう。私が敬愛するマジシャンのふじいあきらである。

彼は日本にいるマジシャンの中でも屈指のテクニックを持つ男で、その魅力を伝えたくてこんな記事まで書いたぐらいである。

そんな魅力たっぷりのふじいあきらのマジックの中でも特に好きなトリックがこれ。

www.youtube.com

タバコという身近なアイテムを使っているところもいいし、さり気なくやっている感じが不思議さをより強固にしている。 

喫煙者だった頃、このマジックを覚えたくて勉強しようとしたのだが、「めちゃくちゃ難しい」という噂を聞き断念している。こういうなにも隠さずにやるマジックは、タネ云々ではなく単純にマジシャンの技量がものを言う。私には一生かかっても到達できない世界なのである。

ちなみにこの動画を撮っている&途中で「サノバビッチ」と呟いているのは、アメリカのコインマン(コインマジックを専門にやるマジシャン)エリック・ジョーンズである。

同業者でさえも騙す手腕。さすがの一言だ。

人体出現マジック

何もない箱からから美女が出現する。なぜかいつも美女である。

それはいいとして、そんな人体出現マジックの中でもとりわけ凄いのがこちらである。「はあ?」となること請け合いである。

 

いくらなんでも出過ぎだろう。

一応私が知っているタネの中にも人体出現系のものがあるが、それでも出現させられるのは一人が限界だ。それがあの人数、しかも舞台袖から見ても分からないとなると真剣にどこでもドアの存在を疑ってしまう。あるのかどこでもドア。

携帯電話マジック 

スマホのアプリを使ったマジックをする人は数多くいるが、携帯電話そのものを使ってマジックをする人間を私は知らない。

ハンガリーのマジシャンであるSOMAはマジックの世界大会で優勝経験のある超名手。以下の動画はその世界大会のパフォーマンスであるが、途中で披露される携帯を使ったパートが半端ではない。

 

マジックをやったことがない人には分かりにくいかもしれないが、7:00辺りの携帯4台を指に挟んでいるシーンがやばい。超絶技巧にもほどがある。

指を目いっぱいまで開いているのが分かるだろうか?コインや小さいボールであればあのテクニックはそれなりにできるかもしれないが、携帯という大きさだと手の平の可動域的にかなり限界ぎりぎりなのである。 

カードマジック

マジックの世界ではトランプのことをカードと呼ぶ。そしてカード専門のマジシャンのことをカーディシャンと呼ぶ。カーディシャンって響きがかっこよくて私は好きだ。ちなみに私もカーディシャンである。

カードマジックはマジックの中でももっともポピュラーなものになる。ステージ上で演じる必要がなく、観客の目の前で奇跡を起こせるという距離感がいいのだろう。

さて、そんなカーディシャンの中でも異質なマジックを行なうのがレナート・グリーンである。彼は素人目だとヘタにしか見えない。しかしそのヘタクソな手際に気を許していると不意打ちを食らう。

 

そのあまりにも雑なカードの扱いから、同業者から「トラックドライバーのよう」とまで言われるそうな。しかし彼のテクニックもやはり本物で、カードを「消したり出したりしてる」説得力がその演技にはある。

ステージ上で行なわれるマジックに比べれば、彼のカードマジックに派手さはないが、非常に不思議だ。ちなみに元医師という異色の経歴の持ち主でもある。曰く、「人の不幸な姿を見るよりも、笑顔を見る人生にしたかった」とのこと。

とても愛されるキャラクターをしている彼は、皆さんが大好きなTEDでもパフォーマンスをしている。

 

大好きだレナート・グリーン。 たぶん、全部計算ずくなんだろうなぁ。

 

10選の中には入れないがこれも私が好きなマジックである。というかこの動画を見て、「俺もマジックできるようになりたい!」と思ってしまった。画質が悪いのは勘弁してもらいたい。

www.youtube.com

私はカードマジックマニアなので、好きな動画を上げたらキリがないのでこの辺にしておく。マニアの悪い所は、ブレーキを上手に掛けられないことなのだ。

メンタルマジック

メンタルマジックというのは主に観客の頭の中を使って行なわれるマジック。最近だと新子景視がブレインダイブなんていう名前で行なっているマジックがそれにあたる。

この分野は総じてトリックよりもテクニックが用いられることが多い。それゆえに達人になればなるほど訳が分からないマジックをしてくる。

このメンタルマジックの分野で世界最高のマジシャンと言えば、マックス・メイビンその人である。風貌からして只者ではない。

長い動画なのだがぜひ最後まで見ていただきたい。

 

決してベジータとは言わないでくれ。本当に世界でもトップクラスのマジシャンなのだ。

 

最後はこちら。

実はこのマジックのトリックはまる分かりなのだが、タイミングや見せ方でこんなに面白くなるといういい例だと思ったので選出した。

 

騙される快感 

私はマジックをやるのも見るのも好きだ。

実は日本人というのは世界的に見ると、マジックで騙しにくい人種らしい。というのも、日本人は変にプライドの高い人が多く、 「騙されるやつはバカ」という認識があるからだそうだ。

私はこれを非常に勿体無いと思う。

確かにヘタなマジシャンだと、観客を楽しませることよりも、観客を欺くことで優越感が先に来てしまうようなことがある。その場合は論外だが、基本的にはマジックは騙されることを楽しむエンターテイメントである。これは私が愛する推理小説にも通じるものだ。なにも意外な犯人が分からといってバカな訳ではないし、分かるからと言って頭がいい訳ではないのだ。

むしろマジックを楽しむには素直な気持ちで純粋に、そうバカになって見るのが一番である。

アメリカでは「マジックを楽しめる人には教養がある」と言われている。

ぜひともこの良質なマジック動画を見て、あなたの教養を高めてもらいたい。

ちなみに私は教養の意味をよく知らないが…。

 

以上。

 

私がオススメする初心者でも完全ノーテクニックでできてしまう強烈なマジックがこれ。

相手が無作為にカードを選ぶと、他のカードが全て同じになるというもの。かなり反応がいいので、「マジックを試しにやってみたい」、「合コンでやってみたい」、「彼女を驚かせたい」という方にオススメである。